ぬるで

大学図書館員の日常と非日常。

抽象的図書館から具体的図書館への展開

はじめに

 ぬるで氏が考える「究極の図書館」像を実現するためには何が必要だろうか? 今まで書いてきた記事を読み返して,ここらでちょいっと自分なりの考えをまとめてみました*1

 

抽象的図書館から具体的図書館への展開

 理想から出発して,具体の図書館を見ていきます。

 

抽象的図書館(図書館の本質)

 以下の記事では,究極の図書館を考えてみました。現時点で行きつくところに行きついたなあと思います。

nurude.hatenablog.com

理想(究極)の図書館とは,

  • その時点での全知識・情報を収集・整理・提供・保存してあり,公開・利用・創造ができる。
  • 知識・情報を利用しなくても,誰でもいつでも自由に,その場に居て良い。

 

 ここで掲げた理想は,「図書館の集合体(図書館網・図書館連合」)」と「個々の図書館」の成長で実現できそうだ!

 

 ところで,以下の記事では,国立大学の理念とか目標とかを見て,自分なりの理念を考えました。

nurude.hatenablog.com

【理念】

 ぬるで大学附属図書館は、誰もが問題解決をできるように、過去の蓄積情報を提供しまっせ。

 

【目標】

 理念を実現するために、ぬるで図書館は3つの目標を設定したのだ!

  1. 情報を集めて、使えるようにしておくよ。
  2. 他の図書館たちとか専門家たちとかと協力しちゃうよ。
  3. 図書館員は牙を磨くぜよ!

 

 「居場所」としての図書館を見落としていますね。

 

良い図書館(良さ)

 以下の記事では,具体的な良い図書館から,何が良いのかを抽出してみました。

nurude.hatenablog.com

  1. 蔵書が多い(紙に固定された知の物量に圧倒される)。
  2. 誰でもWelcomeな雰囲気(入りやすい)。
  3. 居心地が良い(疲れたら休憩できる)。
  4. ざわめきがある(静かすぎない)。
  5. 書架に手が入っている(資料が探しやすい)。

 

 「人(図書館員)」に依存している項目が多いなあと思います。

 

具体的図書館(具体例)

 以下の記事では,ぬるで氏が行った良い図書館の具体例を挙げました。こちらは蔵書(資料)に触れずに「居心地が良い」に焦点が当たっています。

nurude.hatenablog.com

 

 こちらは,「人(図書館員)」だけでなく,「建物」と「人や資料」との相互作用も大事だなあと思いました。

 

ぬるで氏は何がしたいのか?

 で,結局ぬるで氏は何がしたいのか?それは……,

 

 

 

 

 

 

 

理想(究極)の図書館像を実現するため,極上の図書館を全世界に広げたいのだ!

 

 

 

 

 

 

 

おわりに

 今更感が無いわけではないが,図書館概念は整理できたので,これからは運営する「人(図書館員)」と居場所には欠かせない「建物(空間)」について,考えていこうかなあ。

*1:前回の記事でちょうど50記事でした。メデタイ!

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