情報編集を促す図書館
はじめに
ぬるで氏は松岡正剛『知の編集工学』(朝日文庫)と『知の編集術』(講談社現代新書)を読み,唸った。
「図書館が情報を提供するのは,お客さんが”編集する”のを助けるためだ。」と気づいたからでアール。
情報編集支援
たとえば,学習支援は「図書館が提供した情報で,学生さんが,何かしらの学び(自分の知識の編集)をするため」と捉えられるじゃん。
また,研究支援は「図書館が提供した情報に,研究者が+α(実験とか思考とか)を積み上げて,何かしらの発見や発明(世界の編集)をするため」と捉えられますね!
つまり,すなわち,畢竟,図書館の支援は全て「編集支援」と一括りにできるんじゃないの? と発見しちゃったんだもんね。
情報編集支援サービス
それじゃあ図書館の機能を情報編集支援だと捉えると,どんなサービスが考えられるだろうか?
- (抽象的だけど)編集可能性の高い資料を収集・整理・保存・提供・公開する。
- 遊び・対話・不足*1を演出する。
ツッコミどころ満載ですね。*2
おわりに
これからは図書館員として進路に迷ったら「情報編集を支援するには何ができるか?」を自分自身に問いていこう!
編集支援という視点から見ると,図書館がもっと楽しくなりそうで,良かった良かった。
参考