ぬるで

大学図書館員の日常と非日常。

いまさら2022年を振り返る

はじめに

 ぬるで氏は、明けまして1ヶ月ほど経ちようやく眼を覚ました。ということで、いまさら2022年を振り返ろうと思います。

2022年の振り返り

 全般的に、突発的なイベントが発生するでもなく、凪いだ年(良い年)だったと思う。以下、良かった本などなど列挙します。

良かった本

 極私的影響を受けた順です。

  1. 小池正博編著(2020)『はじめまして現代川柳』書肆侃侃房
    • 今の川柳って、こんなにハチャメチャなんだと思わされた。新聞投稿の川柳やサラリーマン川柳とひと味違う世界が開かれているのを感じられるアンソロジー
  2. 暮田真名(2022)『ふりょの星』左右社
    • 上記でも紹介されている著者の川柳句集。衝撃度抜群!
  3. そえだ信(2020)『地べたを旅立つ : 掃除機探偵の推理と冒険』早川書房
    • サブタイトルでネタバレしている感もありますが、まさかの転生物語。
  4. アンディ・ウィアー(2022)『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(上・下)早川書房
    • 何も言えないけど読んでみて。SFです。
  5. 井上太一(2022)『動物倫理の最前線 : 批判的動物研究とは何か 』人文書院
    • 私が肉や魚を食べても良いのだろうかと考えさせられる。大豆などの植物だけでも、生きるのに十分な栄養素は摂取できるそう。読んだ直後は動物に対しての罪悪感が強くなる。
良かった映画

 そんなに観ていないので、少なめ。

  1. 湯浅政明監督(2022年公開)『犬王』
  2. 大小田直貴監督(2021年公開)『町の本屋』
趣味

 上記の「良かった本」でいきなり川柳が出てきたとおり、影響されて川柳を作り始めた。そこから波及して詩歌(詩・短歌・俳句・川柳)の本をたくさん買ってしまった。

  • 三億の紙魚が操る自動書庫
    • 基本は五七五。
  • 電子書籍を糸とじにする
    • 七七という形もある。
仕事のことなど

 淡々とやるべきことをやっていた。特に波風立たずに過ごせたかなと思う。

おわりに

 2023年からは自分は裏方に回って、若者や地方の方たちが前面に出られるように何ができるか考えて、実行に移していきたい(もう若者という年では無くなった……)。

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