2019年の振り返り【読書・映画編】
はじめに
ぬるで氏曰く「読んで,観て,叫べ!」。ということで,前回に引き続き,2019年を振り返ってみた。
読書編
今年は30冊くらい読んだみたい*1。例年よりちょっと少ないくらい。
さて,お待ちかね? 今年のBest 3の発表です。ドロドロドロドロ~ドン!
第3位 ラリー・ブルックス著,シカ・マッケンジー訳(2018)『工学的ストーリー創作入門 : 売れる物語を書くために必要な6つの要素』フィルムアート社
工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素
- 作者: ラリー・ブルックス,シカ・マッケンジー
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2018/04/26
- メディア: 単行本
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ガラにもなく「小説を書いてみようかな」と,ちょっと思ったりしちゃったんで,読んでみた。ああ,これは小説だけでなく映画とか漫画とか「ストーリー(物語)」を作る時に有用だなと思った。以下の書評が詳しい。
第2位 猪谷千香著(2016)『町の未来をこの手でつくる : 紫波町オガールプロジェクト』幻冬舎
「紫波町に行ってみたい!」と思ってしまった。紫波町図書館が入っている「オガールプラザ」は,行政・町民・企業の意志で作り上げ,維持・発展させ続けているということが良く分かった。
「図書館の中の人として,大学というコミュニティに貢献できるだろうか?」と考えさせられた。ああ,物事を推進できる人になりたいなあ。
第1位 平尾昌宏著(2019)『ふだんづかいの倫理学』晶文社
倫理というと「善と悪」みたいなイメージだったけど,この本を読むとちょっと違う風景が見えてくる。「愛とか正義とかを分割して考えればいいんじゃない?」と倫理的な考え方を提示してくれます。
平尾昌宏さんの他の著書で『愛とか正義とか』・『哲学,する?』も哲学的・倫理的な考え方が理解できるので,オススメです。
番外編
小説は,冬木糸一 (id:huyukiitoichi)さんの影響でSFを読み始めた。『火星の人(映画では「オデッセイ」というタイトル)』が面白かったなあ。
映画編
例年になく映画はたくさん観た。といっても,15本*2ほど。こちらも,今年のBest 3の発表します。
第3位 『バジュランギおじさんと,小さな迷子』
「時間が空いたから,映画でも観ようかな。」と思ったその時間にちょうどやっていたのが,この映画。予期せず良かった。
- いきなり始まる踊りが面白い。
- インドとパキスタンの国境ってこんなんなってるんかい!
- バジュランギおじさんは優しすぎる。
- 小さな迷子は無事に親元に帰れるか? ドキドキ。
第2位 『空飛ぶタイヤ』
この映画は映画館で観ようとしていたけど,結局観なかったので,DVDで観た。
- タイヤが勝手に外れたら超怖い。
- 大企業と戦うのは大変。
- 頑張れ! 赤松社長!
- スッキリ。
第1位 『グリーンブック』
今までは邦画をよく見ていたけど,洋画もいいなあと思わされました。
- グリーンブックなんという本があったのか……。
- 2人の知識や経験のギャップが,パズルのピースのようにガチっとはまって,良いコンビ。
- 偏見は自覚しないと変えられないかなあと。
- もう1回観ようかな。
番外編
図書館界で話題になった『ニューヨーク公共図書館 : エクス・リブリス』も観た。ちょっと寝ちゃったから,番外。
おわりに
映画は10本以上観られてよかった。本も映画も面白い!*3