ぬるで

大学図書館員の日常と非日常。

ほにゃらら図書館員

はじめに

 ぬるで氏は思った。「今は目の前にやるべき仕事がない。じゃあ,余った時間で,理想の図書館員*1を目指して勉強していればいいじゃないか!」と。

 

ほにゃらら図書館員

 さて,世の中には「~図書館員」とか「~ライブラリアン」という名称がたくさんあるんですね。その中から「自分に向いていそうなもの」を選んでみた。

 

ほにゃらら図書館員とかナンチャラ・ライブラリアンとか

  • 児童図書館員(赤ちゃんとか子どもとか。)
  • YA図書館員(青少年。)
  • サブジェクト・ライブラリアン(主題知識という武器。)
  • レファレンス・ライブラリアン(どこに何が書いてあるか知っている。)
  • フリー・ライブラリアン(独立。)
  • エンベディッド・ライブラリアン(お客さんの文脈でお手伝い。)
  • リエゾン・ライブラリアン(学部・学科との窓口。)
  • システム・ライブラリアン(プログラミング・コンピュータ。)
  • メタデータ・ライブラリアン(情報流通に強い。)
  • キュレーション・ライブラリアン(取捨選択,そして選択。)
  • デジタル・リソース・ライブラリアン(電子ジャーナル・データベース・デジタルアーカイブ。)
  • アセスメント・ライブラリアン(サービス分析・評価。)
  • アウトリーチ・ライブラリアン(図書館以外の専門家に繋ぎます。)
  • ブレンディッド・ライブラリアン(情報リテラシー教育)
  • コピーライト・ライブラリアン(著作権
  • ブリザベーション・ライブラリアン(資料の保存とか修理とか。)
  • ヘンテコ図書館員

 

自分の性格・特徴調査

Q.人前に出るのは好きですか?

A.苦手です。

 

Q.資料(紙・電子)は好きですか?

A.紙は好きですが古典籍の知識はありません。電子はあんまり得意じゃないです。

 

Q.調査は好きですか?

A.メタデータを追いかけるのは,まあまあ好きです。レファレンス・ツールなどを用いて,データを特定させるのは苦手です。図書館員としてダメな奴だけど,Googleで全部検索できたら楽だなあと思います*2

 

Q.図書館のサービスや制度を変えるのは好きですか?

A.割とスキです。お客さんが「煩わしい」と思わないようなサービス設計をしたいです。

 

Q.人を巻き込んで仕事はできますか?

A.できません。自分が何をやりたいのか決められずにいます。自律したいです。

 

Q.研究者と学生さんだったら,どっちにサービスしたいですか?

A.学生さんです。

 

Q.選書は好きですか?

A.好きです。現物選書ができたら最高です。

 

Q.何が一番したいですか?

A.図書館巡りの旅*3

 

 人と関わるのが苦手なのが,図書館員として割と致命的ダメージだと思われる。

 

結論めいた回答

 今は「ヘンテコ図書館員」だな。特に「ほにゃらら図書館員になりたい!」という決め手に欠けたので,どうしよう。

 

 

 

 

 ひとひねり図書館員(良い図書館の良いところを自分の図書館に取り入れたり,触発されて新しいサービスを考えたりする。)に決めた!

 

 

 

 

 

おわりに

 図書館総合展Library of the Year 2019のプレゼンを聞いて,「図書館員として中途半端(トンガっていない)だし,何も成し遂げていない」とちょっと焦りを感じてしまいましたとさ。あぁ,私は必殺技(武器と言い換えても)を得たいんだなあ。

 

参考

joblist.ala.org

 

森 いづみ. "大学図書館職員のスキルアップ法: ワカルからカワルへ: プロフェッショナルへの成長プロセスを実践しよう". 2019年度大学図書館職員短期研修. 2019-10-01, 京都大学附属図書館, 東京大学附属図書館. 2019, 74p.

hdl.handle.net

 

karatekalibrarian.blogspot.com

 

magazine-k.jp

 

current.ndl.go.jp

 

current.ndl.go.jp

 

current.ndl.go.jp

 

current.ndl.go.jp

 

current.ndl.go.jp

 

www.jstage.jst.go.jp

*1:自分なりの。

*2:そのためには第一にWeb上にありとあらゆる情報がある必要があるなあ。

*3:ぬるで氏は「真の図書館員」ではなく,ただの図書館ファンなのかもしれない。

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