ぬるで

大学図書館員の日常と非日常。

あいうえお作文(図書館編)

若者

【と】とっても

【しょ】ショック。

【か】貸出中だって。

【ん】ん? こっちに来いだって。

 

図書館員

【と】とりあえず,

【しょ】しょんぼりするな。

【か】代わりの資料があるかもしれない。

【ん】ん? そうかそうか。代わりの本でも良いですか。

 

若者

【と】とんがった内容で,

【しょ】しょっぱい涙は無しが良い。

【か】肝心かなめの主人公は,

【ん】「ん」っとしかめっ面が良い。

 

図書館員

【と】トン,タン,タン,トン。検索したら,

【しょ】書庫にあるみたい。5分くらいしたら,

【か】カウンターに顔を出してね。

【ん】ン~タッタ。ン~タッタ。

 

若者

【と】時計を見ると,10分くらい経っていた。

【しょ】書庫の本を,見せてください。

【か】カナブンが主人公とは,ビックリです。

【ん】ん~? もうちょっと,別のは無いですか?

 

図書館員 

【と】トン,タン,タン,トン。うちにはそれくらいしか,無いなあ。

【しょ】小規模でもあそこなら,あったはず。他の図書館から取り寄せしましょう。

【か】カチコチ,カチコチ。よし,ありそうだ。

【ん】ンゴロンゴロ保全地域から取り寄せします。

 

若者

【と】とても親切に,調べてくれて,ありがとう。

【しょ】しょっちゅう来ても,いいですか? 今日は出納してくれた本を,

【か】借りていきます。

【ん】ん~ぱっぱ。ん~ん~ぱっぱ。ん~ぱっぱ。

 

参考

ja.wikipedia.org

© 2019 - 2023 nurude